不動産売買の手続き｜池田市で不動産売却を行っている「田村商会」

不動産売買の手続きについて説明します。

まず、購入希望者から購入申込書を書面で頂きます。

売買価格や引渡日、ローン特約の内容を確認し、契約条項に関する

条件を売主と買主間で摺り合わせして、契約日を設定します。

契約日には売主と買主が出席し、仲介業者の事務所で契約をします。

契約日は平日でも土日祝でも可能です。

お互いの都合が合わない時に持ち回り契約という方法もありますが、

あまりオススメしません。契約書の内容を同時に理解して、疑問点も

解消して頂くことがトラブルを未然に防げるからです。

その後、買主はローンの申し込みを行い、特約期日までに融資承認を

取得します。融資承認後に引渡し日時を売主と買主間で調整し、

決めます。引渡し日が決まれば、買主は銀行と金銭消費貸借契約を

締結します。この契約日から決済日まで4営業日以上間隔をあける

必要がある銀行が多いです。

引渡し日は融資や登記の関係で必ず平日になります。

決済手続きは不測の事態に備えて午前中に行うことが多いです。

どうしても午後からになる場合は、午後1時までに手続きを

開始するようにします。

たまに売主や買主で忘れ物があり、取りに帰えられる場合や

銀行のシステム障害、振込み遅延で着金が確認できないことがあると

困りますので、午前中に設定して当日中に完結できるようにします。

以前に売主の抵当権抹消があり、なかなか着金確認が取れず、

抵当権抹消書類を銀行から法務局が閉まる直前まで

もらえないことがありました。

平日の休みは仕事が忙しく、時間が取れないという方は

自分の親族に手続きを委任することも可能です。

但し、売主様が委任する場合は、事前に司法書士と面談し、

必要書類に署名捺印して書類を預かる手続きが必要となります。

通常は、契約から引渡しまで1ヶ月～1ヶ月半で完結できます。