古家付き土地をスムーズに売却できるコツを紹介します！｜池田市で不動産売却を行っている「田村商会」

古家付き土地を売却するときには、売却するためのコツを知っておくべきことがあります。
なぜなら、古家付き土地を売却するときには、買主からの値段交渉を受けやすく、値段交渉をされない準備をしておかなければならないからです。

古家付き土地を売却したいという方に向けて、本記事では古家付き土地がなかなか売却できない理由、スムーズに売却するコツ、売却するときの注意点などを紹介していきます。

 

古家付き土地なかなか売却できない理由

古家付き土地がなかなか売却できないのには多くの理由があります。

• 建物に利用価値が見出しづらく、解体費がかかるだけのマイナス資産として受け取られてしまう
• 建物が古くなると税金の控除が受けられなくなり、買主の購入諸経費が上がってしまう
• 見た目の問題も大きい

買主に負担が大きくなる不動産は売却しづらく、大幅な値段交渉を受けやすくなってしまいます。

 

建物の利用価値がない

建物の利用価値がない場合、住宅として利用することができず、むしろ解体費が必要な建物とみなされます。
そうすると、買主から建物解体費分の値段交渉を受けやすくなってしまいます。

 

買主が税金の優遇を受けられなくなる

不動産取得税や登録免許税は建物の築年数が新しいほど税金の控除を受けることができ、課税額を抑えていくことができます。
しかし、建物価値がなくなるほど古い建物だった場合は、税金の控除が受けられず、買主の購入諸経費が高くなり、値段交渉を受けやすくなります。

 

見た目の問題

不動産を売却するとき、見た目が良いか悪いかは大きな問題となります。
買主は一般個人であるため、不動産の見た目のきれいさや雰囲気の影響を受けやすく、購入の決断に影響してきます。
しかし、建物が古く見た目が悪いとそれだけでマイナス評価をされてしまい、敬遠されることになってしまいます。

 

古家付き土地をスムーズに売却するコツ

古家付き土地はすぐに売却できない状況になっている場合が多く、スムーズに売却するには売却のコツを知っておかなければなりません。
ここからは、古家付き土地をスムーズに売却するコツを3つ紹介していきます。

 

建物を解体する

古家付き土地を売却するときにはあらかじめ解体しておきます。
このことにより、不動産の見た目が良くなり早く売却できる可能性があります。

また、大きなメリットとして根拠のない大幅な値段交渉を受けづらくなることがあります。
古家付き土地の場合、買主から解体費用相当分の値段交渉をしてくるときがありますが、見積もりも取らず大体の金額で交渉してくることが多い傾向にあります。

二つ返事で了承をしたら、実際は値段交渉よりも大分安く解体できた、なんてことが良くあります。
そのため、事前に建物解体するのが良いですが、最低でも解体の見積もりだけでも取得しておき、買主からの根拠のない値段交渉を回避する準備をしておきましょう。

 

建物をリフォームする

建物自体がまだ使える場合は見た目や設備の修復をするため、リフォームを実施するのも古家付き土地をスムーズに売却するコツです。

このときに注意したいのが、リフォームは最低限にしておくということです。
あまりにリフォームしすぎると買主の好みに合わなくなり、逆効果になることがあるからです。

 

不動産買取をしてもらう

古家付き土地の建物が使うことができないような状態の場合は、不動産買取をしてもらうのも1つです。

不動産買取の場合はスムーズに進むため、売却に時間がかかりません。
また、買主はプロの不動産会社になることで、古家や土地の契約不適合責任を売主が負わなくてもよくなります。
買い取りを依頼すると売却価格は相場より安くなる可能性はありますが、保証責任がなくなるため余計な出費がなくなり、通常通り売却したときより手残りが多くなることも考えられます。

 

古家付き土地を売却するときの注意点

古家付き土地を売却するときには注意点もあります。
ここからは、古家付き土地を売却するときの注意点を紹介します。

 

建物解体をすると固定資産税が上がる

古家付き土地を売却するときに古家をあらかじめ解体しておくと売却がスムーズにいく可能性が高まる反面、固定資産税が上がる可能性もあるため注意が必要です。

固定資産税は建物があることにより減税措置を受けることができます。
そのため、建物が解体されなくなってしまうと、この固定資産税の減税措置が受けられなくなります。

 

契約不適合責任をどうするのか決めなければいけない

古家付き土地を売却するときに、建物の保証責任を売主が負うのか負わないのか決めなければなりません。

保証をつければスムーズに売却できる可能性が高まりますが、何かあったときには建物補償をしなければなりません。
反面、保証をつけなければ建物補償をしなくてもよくなりますが、買主にとってはリスクのため売却は難しくなる可能性が高まります。

 

まとめ

古家付き土地を売却するときには、売却しづらい理由とその理由の対策をしておかなければなりません。
対策をしていないと買主より大幅な値段交渉を受けたり、建物の補償で大きな費用が発生したりすることがあります。

このようなことがないよう、古家付き住宅を売却するときには事前準備が大切なのです。

もし、どのようにして古家付き土地を売却したらよいのかわからないということであれば、田村商会までご連絡ください。
不動産売買実績が豊富な担当者が古家付き土地をスムーズに売却する方法をアドバイスさせていただきます。