引渡し猶予特約｜池田市で不動産売却を行っている「田村商会」

自宅買い替えの売主様が売却資金で新たに自宅を購入する場合、

自宅売却の契約書に引渡し猶予特約を入れる必要があります。

不動産売買は同時履行が原則です。お金の支払いと鍵の受け渡しは

同日で行わなければいけません。

しかし、買い替えの場合は、売却資金を受け取り、次の購入資金に

充てるため、鍵の引渡しを引越しするまでの間待ってもらう必要が

あります。通常は1週間から10日間の猶予期間を設け、その間は

使用貸借（無償で使用する）の扱いになります。

危険負担や固定資産税精算等は、鍵渡し日にすることもあります。

猶予期間中に天災地変が発生するとややこしくなりますので、

できるだけ猶予期間を短くするようにアドバイスします。

買い換える場合は新たに購入する物件が新築やリフォーム済みで

なければ、直ぐに入居できないので注意が必要です。

リスクなく、スムーズに買い替えできるように注意を払いながら、

いつも段取りを組んでアドバイスしています。